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庭にキャベツを植えた
夏には大きく葉を伸ばし、黄色い花も咲いた
花にはオオモンシロチョウが舞う
そして、葉に卵をたくさん産む
卵はやがて幼虫になり、何十匹もの幼虫がキャベツを覆いつくし
ガツガツと葉を食べてどんどん大きくなった
最初は気持ち悪かったが、しばらく観察してみることにした
キャベツはたった3日で芯だけになった
野菜を育てるのは大変なことだと思った
オオモンシロチョウの幼虫は食べる葉がなくなると
キャベツの芯を食べ始めた
糞の色が緑から黄色に変わった
芯を齧れない小さな弱いものは干乾びていき
体力のある強大なものだけが残った
ある朝キャベツの芯の周りに
スズメがたくさん集まっていた
大きな幼虫はすべていなくなった
何十匹もいた幼虫は数匹にまで減った
ある日、幼虫のそばに黄色い卵のようなものができていた
幼虫が卵を産む?
調べてみると、これは卵ではなくハチのサナギだった
アオムシコマユバチというハチが幼虫に卵を産みつけて、幼虫がサナギになろうとする頃、このハチの幼虫は、オオモンシロチョウの幼虫の腹を食い破って外に出て、自分だけさっさとサナギになる
空を飛べなかったオオモンシロチョウの幼虫が、なんだか可哀想に思えた
幼虫がいなくなった今、キャベツは瑞々しい新しい葉を出し始めた
そしてアオムシコマユバチを呼んだのもキャベツの葉の香りだそうだ
外敵オオモンシロチョウに刺客を送りこむキャベツ
そのしたたかな生き方に感心した
函館にハセガワストア(通称ハセスト)という地場系のコンビニがある
そこのやきとり弁当というのがすごく旨い
北海道では不思議なことに、やきとり=豚肉ということになっている
最近、札幌のセイコーマートでもこのやきとり弁当を扱い出した
先週も札幌出張となったので、早速セイコーマートへ買出しに出かけ
ホテルで遅い晩飯をとることにした
このやきとり弁当の器には工夫がしてあって、縁に切れ込みが入っている
ここに串を乗せて、上からふたで押さえてこの串を全部抜いてしまうのが
やきとり弁当をいただく際の正しい作法である
そうすると、海苔が敷かれたあつあつご飯の上に、豚肉とネギが交互にちりばめられる
やきとり弁当には「たれ」と「塩」があって、特に「塩」をおすすめしておきたい
「赤窓式」と呼ばれる写真機を買った。
何で「赤窓式」かというと、ボデーの後ろ側に赤い窓がついているから。
ブローニという、後ろに遮光紙がついたフイルムを使うのだが、
この遮光紙の背面には枚目を表す番号が書かれている。
この赤窓に枚目を表す番号が現れた時に巻き上げるのを止めると、
ちょうど次の露光の位置に合う様になっている。
正しい姿はこんな感じ。
折畳み式で、蛇腹の部分を畳めばこんなにコンパクトになる。
この写真機には、アイデアが満載されており、亜細亜式テクノゲノムを感じさせる。
たとえば、通常、焦点合わせは、レンズのヘリコイドと呼ばれるネジを回してレンズの位置を調節するのが一般的であるが、
この写真機は、逆転の発想で、フイルム面を前後させる仕組みになっている。
右の親指で歯車を回すと、カムが回転して、フイルムの通路が動く。
これによって、折畳み式の蛇腹に複雑なリンケージを組み込む必要がなくなり、
単純で高い精度を維持できるようになっている。
また、この写真機は6cm×6cmの真四角なフォーマットで撮影するようになっているが、
歯車の下にある回転式の扉を閉めることによって、6cm×4.5cmの縦長フォーマットでも撮影できるようになっている。
レンズには"SETAGAYA KOKI" と書かれている。
紺色のビロード張りの箱に入っていて、箱の裏には、ボデーとレンズのシリアルまで書かれている。
この写真機は、「マミヤシックスk型」と呼ばれるもので、昭和29年の発売。
価格は19,500円で、初任給が8,000円くらいの時代だから、かなり高いものだったと思う。
当時の買主はどうやってこの写真機を手にいれたのだろう。
革のケースのやれ具合を見ると、大切にされつつもかなり使い込まれて来たことと思う。
戦後から高度経済成長にかけての怒涛の時代を一生懸命写してきたのかもしれないな。