16年前のちょうど今頃
我が家にこのクルマがやってきました
当時は北海道に住んでいて近所の野山をよくこのクルマで探検しました
アウトドアブームでオートキャンプなんかがものすごく流行っていたころです
パジェロやランクルが溢れるなかで他とはちょっと違ったこのクルマが好きでした
最大の美点は確固とした設計思想があるところ
このディスカバリーに限らずランドローバーのクルマは
どんな不整地であっても歩兵が戦場を歩くように
しなやかに乗り越えて行けるように造られているのです
今や絶滅種に近いOHV式ながらもディーゼル並みに粘るV形8気筒3.9Lエンジン
足回りは堅牢なリジッドアクスルとよく伸び縮みするスプリングで常に4輪接地
腰高に見えるボデーはできるだけ重心を低くするためなんとアルミで造られています
グラスエリアは広大でコマンドポジションと呼ばれる独特の高い着座位置は
運転者が周辺状況をしっかり俯瞰できるようにするための工夫
そして悪路で座礁したりしないようお腹の下にはほとんど出っぱりがありません
だから無造作に放り投げられた衣のようなウネリの上を
まるで船のようにゆったりゆったり進むことができるのです
でもよいところばかりではありません
思想がある一方で故障にも事欠きませんでした
走ってる途中で急にエンジンが止まることがありました
交差点を曲がってる最中にエンジンが止まると
パワステのポンプも止まってハンドルが固まりました
スロットルワイヤーが毛羽立っていて
高速道路でアクセルが戻らなくなることもありました
料金所で思いきりブレーキを踏みながらお金を払いました
前の方でバンと音がしました
ルームミラーが落下してました
後ろの方でバンバンと音がしました
雨樋が外れて屋根を叩いてました
窓を開けて片手で雨樋を支えながら走りました
エアコンはすぐに壊れました
真夏の大阪で朦朧として電柱にぶつかったこともありました
フロントバンパーは今でも少し曲がってます
リアステップのダンパーが駄目になり
ダラッと下がりっぱなしになりました
根元から外して捨てました
排気音が大きくなったと思ってマフラーを触ってみたら
指がズボッと刺さってそのまま穴が開きました
ABSなんか付いてないのでポンピングブレーキです
凍結路ではハンドルをどちらに切っても直進し続けます
フロントアクスルのスイベルからギヤオイルが流出中
リアのウインドウォッシャノズルがもげました
内装のトリムなんかミリ単位どころかセンチ単位でズレてます
もちろん新車の時から
・・・
そんなことがあっても
これまで乗り替えたいと思うようなクルマは出てきませんでした
自慢の足回りとアルミボデーはまだまだ健在だし
ココまで来たら20年は乗ってやろうかとも
でもですね
先日バッテリーが上がって
充電するために外そうとしたところ
問題を見つけてしまったのです
ボデーは全然問題ないのですがホースやパッキンなど
ゴムや樹脂類が思いのほかヘタっていたのです
少し触るとボロボロ崩れるところもあったりして
人間で言えば動脈硬化みたいなもんでしょうか
やはりモノには寿命というものがあるようです
クルマは道具と割り切っていたからろくに手入れもせず放任主義で来ました
もっと手を掛けてあげていたらもう少し長く乗れたのかもしれません
愛着も大事ですが
何と言っても安全第一
そして変化も大事
ということで
今日でこのランドローバー・ディスカバリーとお別れです
16年ものあいだ
いろいろ楽しませてもらいました
たくさん思い出もできました
お疲れさまでした
どうもありがとう
コメントありがと
on ガチャパン:
>kazuさん セットで出したらもっと・・
on ガチャパン:
眼のややいびつなかんじが涙眼になってる・・
on ガチャパン:
似てる! ムックパンもほしいですね(作・・
on 亜細亜式 6周年:
どうぞ御贔屓に。。・・
on 亜細亜式 6周年:
いちばん大事なことを書きそびれました。・・
on 亜細亜式 6周年:
>のぶさん 細く長くをモットーに行きた・・
on 亜細亜式 6周年:
まぁ、何にせよ、長く続けるってことがイ・・
on Wireless:
>chokuさん 2年前にmacに移・・
on 亜細亜式 6周年:
>ekaさん ウチのノートは7年もので・・
on 亜細亜式 6周年:
6周年、おめでとうございます。 6年間・・